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やはり違和感がある

その呼称にはずっと違和感があった。長年抱えてきた思いもある。
本人たちはこちらに何とかそう呼ばせたがっている。それはよくわかっている。しかし、そう呼ぶと何だか屈服したような、自分を曲げたような、大切な価値観を相手に奪われたような、そんなモヤモヤに襲われる。少年期からずっと抱えてきた悩みというか、思いである。 性善説をごり押しするかのような、マウントを取ろうとしているかのような、あの呼び方。あの呼び方が嫌いだ。
→ その答えはこちら

  • 違和感の正体
  • 日本の敬語
  • 尊敬のバーゲン

違和感には理由があった。
まず、最初にこちらが相手を100%信頼している体で接しなくてはならないということ。
しかし相手はこちらのことを懐疑的なまなざしで見ることも許される。
そんな不平等条約みたいな関係が、この呼称によっていとも簡単に成立してしまうのである。
その副作用から「情報の非対称性」が生じやすくなり、場合によっては社会問題になるケースもある。

視点を少し変えれば、今の世の中のあり方そのものに大きな矛盾があることに気付く。
建前上、世の中の人間は誰しも平等ということになっている。法的な身分制度もない。
しかし現実には、仕事や生活の至るところで身分差や不平等が生じてしまっている。
たとえば中学生にもなれば、一つでも年上の先輩は目上の存在となり、「さん」付けで呼ばなくてはならない。
どんなヘタレでも、何の尊敬もしていなくても、尊敬したフリをしてへりくだってみせなくてはならないのだ。
もしそれを拒否しようとしたら、多くの年上たちを敵に回すこととなり、冗談じゃなく集団暴行まであり得る。
2021年、学生時代に敬語を使わなかったという理由でサークルの後輩の顔に硫酸をかけるという事件もあった。
職場にも同様のことが言える。平等なはずの日本社会に「職階」という身分制度が否応なく持ち込まれる。
業務中のみならず、それは私生活にまで延長される。
休日に道端で職場の上司に偶然出会ったとしたら、その部下は身分差を意識して会話しなくてはならない。
最初っから平等じゃないのなら、「人間社会は平等じゃない」と予め言ってくれればいい。
そうすれば、硫酸をかけるような痛ましい事件も起こらなかっただろう。
建前を振りかざして「今の世では誰しも法的に平等である」なんて言うからおかしくなる。
経済格差がちょっと生じたら、「不平等だ」などと騒ぎ立てる輩が現れるのもそのためだ。
人間の生まれ持った才能や能力は不平等なのだから、結果も不平等になって当然だ。大谷さんを見ればわかるはず。
最初から「平等なんてない。そんなの建前論に過ぎない。裁判所で身分差別されることはないってだけのこと。」
という風に割り切っておけば、変な不満など生じないのではないだろうか。

尊敬してもいないのに敬語を使うことへの違和感については述べた。
ところで、尊敬というのは実は最も得難いものかも知れない。
組織や立場への忠誠であれば、「カネ」でいくらでも買える。
愛もある程度はカネで買える。
というか、カネがないと愛はなくなる。
しかし、尊敬はカネでは買えない。
尊敬をカネで買おうとしたら逆効果になるだろう。
それほどまでに得難い尊敬をこんなにも安売りしているのは、おそらく日本くらいのものだろう。
猫も杓子も敬語を使いながら、ありもしない尊敬を口にする。
敬語を安っぽく使っているせいで、本当の意味でのリスペクトが失われているような気がする。
日本文化をリスペクトしてくれる外国人は、具体的にどんなところが尊敬できるのかを語ってくれる。
しかし、当の日本人がいい加減な敬語の使い方をしているせいか、その辺をスルーしてしまっている。
AIがどんどん物知りになって、人間の領域を侵し始めている。
そんな中、人間の尊敬すべきところとそうでもないところを峻別していく必要がある。
このまま尊敬を安売りし続けていると、人から学ぶべきことをきちんと学べない人間が育つ危険性がある。
これまで敬語という文化は治安維持に一定の貢献はしたが、今の使い方では今後のAI時代を乗り切るときの足枷となる。
尊敬されるべきものと切り捨てられるべきものをきちんと見極める視点が求められる。

違和感の正体

違和感には違和感の理由があった。
まず、最初からこちらが相手を100%信頼しているという体で接しなくてはならないということ。しかし、相手はこちらを裏切れる。そんな不平等条約みたいな関係がたやすく成立してしまうことである。これによって情報の非対称性が生じやすくなり、社会問題になるケースもある。

そもそも論

中学生にもなれば、1つでも年上の先輩は「さん」付けで呼ばなくてはならない。何の尊敬もしていないのに、尊敬したフリをしたり、へりくだってみせたりしなくてはならない。もしそれを拒絶しようものなら、袋叩きに遭う。多くの年上たちを敵に回し、集団暴行さえあり得る。
職場でも同様である。平等なはずの日本社会に「職階」という身分制度が持ち込まれる。それが業務中のみならず、私生活にまで及ぶ。

尊敬はカネでは買えない

尊敬はカネでは買えない。尊敬をカネで買おうとしたら逆効果になるだろう。それほどまでに得難い尊敬をこんなにも安売りしているのは、おそらく日本だけではないだろうか。猫も杓子も敬語を使いながら、ありもしない尊敬を口にする。敬語を安っぽく使っているせいで、本来の意味でのリスペクトが失われてしまっているような気がする。

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